6速MTのC-HR “GR SPORT”は若い世代のクルマ好きを育ててくれるかもしれない
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一 14
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一 14
トヨタのスポーツグレードである「GR」(GAZOO Racing)に、ニューカマーが2台加わった。ひとつは高い人気を誇るコンパクトSUV、トヨタ「C-HR」。そしてもう一台はダイハツの小型オープンスポーツカー「コペン」である。両車とも試乗したがコペンは後日紹介するとして、今回はC-HRの試乗記をお届けする。
C-HRは今回同時に、マイナーチェンジモデルの試乗も兼ねていた。なぜなら「GR SPORT」は、マイナーチェンジのラインナップにおいて新たに設定された一台なのである。試乗メニューは大磯プリンスホテル駐車場の特設コースと、一般路の二本立て。まずはマイナーチェンジされたC-HR、1.8リッターエンジンを搭載するハイブリッドの「G」からそのステアリングを握った。
ちなみに試乗した1.8ハイブリッドモデルは、走りにおける変更はない。変わったのはまずフロントバンパーの意匠だが、これは微小な変更だった。前期型に対して“エクボ”(エアインテーク)の部分が縦長となり、そこにフォグランプが移設されてロー&ワイド感が強調された。またそのヘッドライトはデイライトとターンランプを共用し、リアコンビネーションランプのウインカーは、流行りのシーケンシャルタイプになった。ハイブリッドモデルのベーシックグレードである「S」、1.2ターボのベーシックグレードである「S-T」は、ヘッドライトがハロゲンからLEDへと変わった。
また安全装備として駐車時に障害物を検知する「インテリジェントクリアランスソナー」、後退時に左右後方からの接近車両を知らせる「リアクロストラフィックオートブレーキ」、車両を真上から見た疑似映像をディスプレイする「パノラミックビューモニター」といった機能がオプションとして選択可能となった。
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